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2018年01月14日

今年のテーマは「恩義」 朝霞JCが賀詞交歓会

一般社団法人朝霞青年会議所(山﨑寛理事長)は1月12日、新座市のベルセゾン6階で新春賀詞交歓会を開催。現役メンバーやOBら約210人が集まり、上田清司県知事、穂坂泰衆議院議員、各市の市長をはじめ来賓も多数。冒頭でデザイン書家・秋山紅樹さん、石井穂幸さんが、大きな文字で「恩義」と揮毫(きごう)した=写真=。

秋山さん・石井さんにより大きく書かれた「恩義」
秋山さん・石井さんにより大きく書かれた「恩義」

第46代の山﨑理事長は、「恩義とは義理人情の根源である。義理とは人として守るべき道理。人情とは人に対する思いやり。その想いは人を動かす力となる」と冒頭で語り、本年度のテーマ「『恩義~義理と人情溢れる地域プライドの創造~」について、「四市の課題のひとつとして人口増加はしているが転入者が多く、地域に対する愛着心や誇りを持てない人が増えている。また、自分だけが良ければいいという人間関係の希薄が進むなか、自分たちのまちの自分たちでつくるという気概が必要だ。私自身、義理と人情が相手のことを思い、行動し、尽くす心の原動力だと実感。相手のことを思い行動することにより多くの人々が行動するのを経験した。

山﨑理事長
山﨑理事長

この経験から私たちがまちの中心となり、人とまちが強い関係性を築くために想いを持ち、運動発信しなければならないと確信した。そのためにも自分たちのまちづくりは、プロボノ集団(専門的な知識や技術を社会に役立てるボランティア活動する集団のこと)である私たちが、人と社会資本をむすびつけることにより、人と人のつながりを実感し、持続可能なまちづくりをめざしていく」と抱負を語った。

 

 

上田知事
上田知事

来賓の上田知事は挨拶で、「埼玉県は人口増加率3位、平成15年からのGDP増加額2位、いよいよ来年はアジア、日本で初のラグビーワールドカップが行われ、熊谷市が会場のひとつになる。2020年のオリンピック・パラリンピックでも県内で4会場、四市のなかでは射撃が行われる。国際交流ともなる事前キャンプが既に5つ決まっている。新座市がブラジル、さいたま市がオランダ、所沢市がイタリア、鶴ヶ島がミャンマー、寄居町がブータン。自動運転の車など、ちょうど時代の変わり目で、社会システムを変えなければならないかもしれないから、このはざかい期をうまく乗り切らなくてはならないと思う」と説き、ペルーの遺跡の話から「四市の青年会議所はそこそこ強い。そこそこの石をみんなでくるんで、いろいろな衝撃波に耐えられるにように、しっかり組み立てて、それぞれコラボし、ネットワークを組んでがんばってほしい」と期待を寄せた。

岡野OB会長(中央)、来賓の人たちとの理事長が恒例の鏡割り
岡野OB会長(中央)、来賓の人たちとの理事長が恒例の鏡割り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆

2018年01月08日

テーマは「道」 志木市成人式

成人の日の1月8日、志木市では772人(男406人、女366人)が新成人をむかえ、市民会館大ホールで成人式が行われた。参加者数は507人で、色鮮やかな晴れ着姿の新成人が会場にあふれた。出席率は昨年より約3%増の65.7%だった(昨年度62.4%)。

 

ビンゴとくじで景品が当たる「くじンゴ」を楽しむ新成人
ビンゴとくじで景品が当たる「くじンゴ」を楽しむ新成人

志木市成人式は、推薦や公募で選ばれた新成人5人の実行委員会(浅井祐介実行委員長)が企画・運営し、「道~20歳までの軌跡 新たなスタートラインに立つとき~」をテーマに、地元の小・中学校時代のスライドショーが流れた。

 

来賓の香川武文市長は、20年前には志木市の新成人が980人いたことから、「今の日本は人口減少という重大な危機に瀕している。この20年間で新成人が約200人減少。この傾向は今後も続いている。65歳以上の人口について20年前は6200人程度だったが、現在は3倍の約1万8千人となっている。若者たちが人生の先輩方をサポートし、支えていくというたいへん時代が今だと理解してほしい。働き手も現象し経済が縮小化。この激動な時代をしっかりと生き抜き、また再び日本の再建のためにがんばらなければならない。私もがんばっていきます。行動し知恵を出し、そして汗をかきながら、皆さんの子どもたちが元気で暮らせる地域社会のために、持続可能な日本のためにともに力を合わせていきたい」とエールを送った。

挨拶する実行委員の皆さん(左から荒木泰人さん、森田愛美さん、浅井祐介さん、髙橋悠花さん 、伊藤優花さん)
挨拶する実行委員の皆さん(左から荒木泰人さん、森田愛美さん、浅井祐介さん、髙橋悠花さん、伊藤優花さん)

小5の時に志木市に引っ越してきたという浅井実行委員長は、「参加者の皆さんがいたからこそ、良い成人式が出来た。テーマが『道』ということで、今までの思い出を振り返り、新たな道にするための良い契機になったのかなと思う。将来、日本や世界のどこかで皆さんはいろいろな分野で活躍しいると思われ、再会したときに僕も私も志木市出身だと誇りに思っているということを目標にしたい」とエンディングで挨拶した。
昨年度は9人の恩師が来場したが、今年は以下のとおり小中学校時代の恩師23人が駆けつけた。「成長した姿を見れ、教員として最高の瞬間」、「日本を支えていく世代」など祝いの言葉を新成人へ伝えていた。

 

この日、くじンゴというビンゴとくじ、クイズなども織り混ぜたアトラクションが行われ、ユニバーサルスタジオやディズニーランドのペアチケットが当たると会場から歓声があふれた。

昨年9月から約4か月にわたり皆が楽しめるような式にしたいと委員会を重ねてきた実行委員。「イラスト、スライドョーが得意な人、皆で支え合いがあってできた。これからもいろいろな方向に進むわけだが、世界のどこかで支えることができる人になりたい」と浅井実行委員長は取材に対しコメントしてくれた。

 

【来賓の小学時代恩師】
小畑 雅子先生
山崎 豊先生
八代 顕子先生
渡部 祐輝先生
今野 佳子先生
木村 美香先生
高橋 俊浩先生

 

【来賓の中学時代恩師】
小林 和樹先生
西牧 環先生
水谷 千秋先生
柳井 幸二先生
井上 佳代先生
東海林 加奈先生
内田 桃恵先生
ルース・ラモス・ボンザ先生
高橋 桂一先生
東村 祐二先生
狩野 俊太先生
富沢 育成先生
北村 晶先生
都築 克宏先生
板橋 佳子先生
矢島 啓子先生

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆

2018年01月04日

第11回 あさか産業フェア 2月4日に開催!

第9回の開催模様
第9回の開催模様

朝霞市商工会は2月4日、朝霞市産業文化センターで第11回あさか産業フェアを開催!

朝霞市内商工業の商品・製品の展示販売コーナー・ものづくり体験イベント・あさかの逸品の展示販売などのさまざまなイベントを開催予定。

恒例の北朝霞どんぶり王選手権も実施。前回グランプリはリゾンの『弁財角煮丼』。今年はどのチームがグランプリに輝くか期待が高まる。

日 時 : 平成30年2月4日(日曜日) 午前10時~午後4時00分

会 場 : 朝霞市産業文化センター全館・駐車場他

イベント内容

○まるしぇあさか

・朝霞のオイシイ食べ物、スゴイ商品があつまります!!

・あさかの逸品展示販売コーナー

○Made in Asaka朝霞のモノ作り大集合

・工業製品の展示です。朝霞のすごさを見て下さい!!

・HONDAレース用バイク、無限カスタマイズ車両展示!!

○たくさん体験!!未来の技術者養成所

・電子回路でオルゴールを作ろう!!

オルゴールを作って電子回路の仕組みを知ろう!!

(材料500円・先着30名)

・ダンボールクラフト教室

ダンボールでアシモなどを作りものづくりの楽しさを知ろう!!(無料)

○アイデアコンテストの「アイデア」作品の展示

○北朝霞商業振興会の主催による「第6回北朝霞どんぶり王選手権」を同時開催!

※イベント内容は変更になる場合があります。雨天決行

※駐車場はございません。お車でのご来場はご遠慮ください

主催:朝霞市商工会(問い合わせ:048-470-5959)

協力:朝霞市・新座総合技術高等学校・埼玉県産業振興公社・

本田技研工業㈱・㈱本田技術研究所二輪R&Dセンター・㈱M-TEC

2018年01月01日

2018初詣の賑わい

志木市柏町1丁目の宝幢寺(金剛光裕住職)では1日、市民による除夜の鐘が響きわたるなか、平成30年の新年を迎えた。文殊堂では金剛住職による恒例の護摩焚きが行われ、「仕事がうまくいきますように」「健康で元気な年に」などと新年の願いが書かれた木片を焚いていた。

護摩焚きをする金剛住職(宝幢寺で1日午前1時30分頃)
護摩焚きをする金剛住職(宝幢寺で1日午前1時30分頃)

 

護摩焚きの祈祷を終えた金剛住職は取材に対し、「昨年の漢字が『北』だった。今年は平和な年になることを願いたい」と話していた。

 

参拝者で賑わう敷島神社社殿
参拝者で賑わう敷島神社社殿

一方、志木市本町2丁目の敷島神社では、田子山富士塚を背に市場囃子連によるお囃子が響くなか、300メートルほどの参拝の長い列ができた。この田子山富士塚(県指定文化財)や志木市宗岡の星野勘蔵氏が明治25年(1892)に、現在世界遺産の一つである吉田胎内を発見していることなどの縁から昨年1月27日、志木市と富士吉田市は文化・観光交流協定の締結をしている。

 

田子山富士の右手にある神社の社殿には県立志木高等学校美術部が戌の親子を描いた巨大絵馬が飾られていた。昨年に続き2枚目の絵馬だ。

明日2日はスーパームーンという今宵の月
明日2日はスーパームーンという今宵の月

南の空を見上げると澄んだ夜空にオリオン座や丸い月が輝き、市民を笑顔で見守っているようだった。

 

 

 

 

 

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆

2018年01月01日

スマイルよみうり1月号が発行されました!

謹賀新年! スマイルよみり1月号ではYC(読売センター)を特集

 

スマイルよみうり1月号の1面
スマイルよみうり1月号の1面

新連載「四市の坂」第1回は3面

「稼ぎ坂」(朝霞市)

 

あの店あの味

ソラシドキッチン(志木市中宗岡)

 

地域のスマイル

十文字学園女子大学による地域連携⑨

1月18日(木)から4日連続 十文字の森でプレーパークを開催!

 

 

暮らしのエスプリ「おせち料理をお菓子にアレンジ」

 

詳しくはこちら

 

 

2017年12月12日

よみたん12月号が発行されました!

1面は学校リポート「志木市立志木小学校」特集 本物の味を伝えようと特色ある食育・学校給食

 

よみたん12月号の1面
よみたん12月号の1面

 

歴史ある小学校の今と昔

アイデア豊富な食に関する指導

志木小おやじの会も積極的に活動

 

「読売のよみどころ」企画26

<3本社体制でより良い紙面づくり>

 

よみドクたん「脳梗塞」

読者からの質問コーナー「統合失調症」

 

「北斎とジャポニスム」ミニ図録のプレゼント!

 

2017年12月05日

スマイルよみうり12月号が発行されました!

スマイルよみり12月号では「うどん」を特集

 

スマイルよみうり12月号の1面
スマイルよみうり12月号の1面

四市の伝説(最終回)は3面

「寶幢寺に朱印状が下賜された経緯」(志木市)

 

あの店あの味

Taberna Borracho(志木市本町)

 

地域のスマイル

十文字学園女子大学による地域連携⑧

 

HUGネットが子ども自然体験を開催  雑木林散策と炭火焼き体験に夢中!

 

暮らしのエスプリ「お燗」

 

詳しくはこちら

 

 

2017年12月01日

志木駅東口駅前でイルミネーション2万2千個が点灯!

 

 

点灯スイッチを入れるマルイファミリー志木店の生方店長(左)と香川志木市長
点灯スイッチを入れるマルイファミリー志木店の生方店長(左)と香川志木市長

平成14年に志木市商工会青年部による企画で開始された駅前イルミネーション。15年目となる今年も12月1日、志木駅東口駅前広場で点灯式が行われ、市広報大使のカパルや市商工会のゆるキャラ®であるカッピーや志木あらちゃんも参加。賑わいを見せた。

 

点灯式で香川武文志木市長は、カパルは今年のゆるキャラ®グランプリで総合11位で埼玉県ではトップだったことを讃えて、「イルミネーションは10%増しの2万2千個のLED電球で空間を彩っている。虹色に変わる電球で趣向をこらしたので、最近の言葉で言えば“インスタ映え”する。SNSなどで情報発信してほしい」と話していた。

7色に変化するフットライトやブルーのイルミネーションで幻想的な駅前広場
7色に変化するフットライトやブルーのイルミネーションで幻想的な駅前広場

市産業観光課によると、2階の通路(ペデストリアンデッキ)にLED電球2千個を増強して設け、デッキの照明ポール部分や丸ベンチのフットライトに7色に変化する照明を初めて灯したという。「渋谷などにある青の洞窟と同じように感動を志木で!」と力を込めていた。

 

このイルミネーションは、来年2月14日まで毎日午後4時から午後11時まで点灯される。

 

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆

2017年11月14日

よみたん11月号が発行されました!

1面は学校リポート「和光市立白子小学校」特集 さいたま支局長も活躍!

 

よみたん11月号の1面
よみたん11月号の1面

本物の新聞記者による出前授業

「新聞を楽しもう」を実施(リポート)

 

新聞閲覧台等に関するアンケート結果

 

よみドクたん「歯の病気と歯ぎしり」

季節の保健コーナー「感染性胃腸炎」

 

防犯のまちづくり県民大会

 

読売オリジナル

岩合光昭さんの猫カレンダー2018年版告知

2017年11月07日

紙芝居と語りで魅せた「にいざの民話」 

新座市民まつり文化祭が11月3~5日、市内各地で開催された。新座市野火止にあるふるさと新座館ホールでも3日、演劇の祭典が行われ、『童で綴る郷土』絵本の著者・瀧島浩二さん(73)がスクリーンで見る紙芝居と題した「にいざの民話」が披露された。

にいざの民話紙芝居のスライドを上映
にいざの民話紙芝居のスライドを上映

 

新座市片山出身の瀧島さんは、独自の優しいタッチで描いた紙芝居をスクリーンで上映しながら、市に伝わる「妙音沢の伝説」「かしらなし沼」「鯉になった少女」の3つの民話を披露。

 

瀧島さん制作の紙芝居には全16の民話があって、5年ほど前からボランティアで高齢者施設を中心に独学の語りを発表しているというから、民話の語り部だ。「今日はホールだったので、静かでやりやすかった」(瀧島さん)。

民話を語る瀧島さん
民話を語る瀧島さん

この日、東日本大震災や熊本地震、豪雨による被災者の慰めになればと「花は咲く」の歌詞付き自作スライドも流しながら瀧島さんと参加者全員で斉唱した。

 

志木市から参加した神山健吉さんは、「瀧島さんの語る声が聞き取りやすく、テンポも良かった。絵もすばらしい」と話していた。

 

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆