志木市観光協会(大木勝臣会長)では、5月5日の端午の節句に合わせて市役所わきの新河岸上空といろは親水公園の2か所で、鯉のぼりを掲揚している。市の賑わいづくりと市民のふるさと意識の醸成がねらいというから、まさにジモアイ向上だ。

いろは丸と新河岸川上空の鯉のぼり
いろは丸と新河岸川上空の鯉のぼり

 

この鯉のぼりは平成2年、市制施行20周年記念事業実行委員会により、新河岸川上空鯉のぼり掲揚事業として始められたもの。その後、市観光協会が事業を受け継ぎ、毎年春の恒例行事となっている。新河岸川の鯉のぼり掲揚は5月6日まで。

 

29年間続いてきたこの新河岸川の鯉のぼりは、新市庁舎建設工事のため来年より休止。平成34年に再開する予定だ。取材したこの日は、市の観光船「いろは丸」のテスト運航が行われていて、生き生きと泳ぐ二十数本の鯉のぼりが船を見守っていた。

いろは親水公園では、市内の保育園・幼稚園児の手形や足形が色彩豊かに描かれた約50本のオリジナルペイント鯉のぼりが元気に遊泳し、市民の目を楽しませていた。

 

取材/ニュータイムス“ジモアイ”隆