支援者と喜びを見せる穂坂氏(中央)=10月22日午後10時50分頃、朝霞市岡の選挙事務所で
支援者と喜びを見せる穂坂氏(中央)=10月22日午後10時50分頃、朝霞市岡の選挙事務所で

第48回衆議院議員選挙が10月22日投開票され、朝霞地区四市(埼玉4区)の小選挙区で穂坂泰氏(43)=自民、公明推薦=が初当選を果たした。当日の有権者数は、376,437人(男189,520、女186,917)。投票率は約54%で前回(平成26年12月)より1%弱増加した。

 

穂坂氏は昭和49年2月志木市生まれで、地元の小中学校を卒業、青山学院高等部、青山学院大学理工学部卒。社会福祉法人・学校法人の理事で、志木第二小PTA会長、日本青年会議所埼玉ブロック協議会会長などを歴任。昨年4月、志木市議にトップ当選している。

 

穂坂氏は、朝霞市の選挙事務所へ集まった支援者を前に、富岡勝則市長をはじめ四市の市長、市議会議員、支援者の市民へ感謝を述べたうえで、「責任の重さ感じる。4市46万人のためにしっかり働く」と力を込めた。

 

四市の選対本部長を務めた富岡朝霞市長は、勝因について「4市の市長がスクラムを組んで、それぞれの後援会へ新人の名を広めた。地元の諸課題の解決に向けて国とのパイプ役をしっかり」と期待を寄せた。

 

穂坂氏は取材に対し、「地元のことを思い、良く知っているのはそれぞれの市長や市議の方なので、地元の声を聞いてもっと仕事をしやよう活躍できるよう、環境づくりに協力できればと思う。特に0~5歳の幼稚園・保育園の無償化に関しては市民の期待感が高いので、もっと意見を聞いて具体的に進めていきたい」と話してた。

 

マスコミで話題となった前職の豊田真由子氏(43)は力およばなかった。

 

 

●開票結果※23日午前0時15分、開票率100%(敬称略)
 穂坂 泰(43)  自新① 74,287票
吉田 芳朝(43) 希新    50,165票
朝賀 英義(67) 共新  29,125票
青柳 仁士(38)   維新   23,362票
豊田真由子(43) 無前② 21,614票

 

(2017.10.23  am2時更新)

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆