志木市商工会(清水良介会長)の第57回通常総代会が5月19日、指揮市民会館パルシティで開催され、総代ら約50人が参集した。来賓は香川武文市長、西川和男市議会議長など十数人が列席。平成29年度事業計画と、昨年度より910万円増の予算1億1920万円が承認された。昨年度に引き続き「伴走型小規模事業者支援推進事業」に加え、朝霞・新座・和光市商工会との広域連携事業「小規模事業者経営基盤強化事業(重点テーマ型)、新規事業として宗岡はるか舞の米粉を活用した「新志木名物開発プロジェクト」事業などが盛り込まれた。

 

挨拶する清水会長
挨拶する清水会長

 

清水会長は「志木市は昨年度、富士吉田市との文化交流の協定を締結し、田子山富士塚にこれまで約7千人が登頂している。市民まつり(今年は12月3日実施予定)も志木市の行事のひとつとなった」と取り組みを紹介した。

 

香川市長は、市内のイロハガッパ像二十数体を制作している内田栄信氏が田子山富士へも7月に寄贈することを紹介したうえで、「志木市では春のイベントに注目し『春は志木市』といわれるよう賑わいづくりをしていきたい。志木市に足を運んでいただける事業には予算をかけていきたい」と意欲を述べていた。

 

総代会では市商工会青年部長・植木新吾氏(アットシステム株式会社代表)の新理事承認も上程され可決された。

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆