昨年3月から志木市内を中心に撮影を行った新作映画『スレイブメン』が、約半年の制作期間を経て完成し、3月10日(金)に公開される。その報告に井口昇監督、主演・中村優一さん、ロケーションコーディネーター・青木和巳さんが2月20日、香川武文志木市長を訪問した。

 

左から井口監督、香川市長、中村さん、青木さん
左から井口監督、香川市長、中村さん、青木さん

この映画は、冴えない自主映画監督のしまだやすゆき(中村優一)を主人公に、ダークヒーロー「スレイブメン」となったしまだが一人の少女の運命を変えようとと奮闘する様を描く作品。

 

井口監督は、映画『片腕マシンガール』、『電人ザボーガー』など、海外でも好評の話題作を手がけている。主演の中村さんは、「仮面ライダー響鬼」、「仮面ライダー電王」に出演しているイケメン俳優だ。共演には「血まみれスケバンチェーンソー」の奥田佳弥子、「SCOOP!」の阿部亮平、ドラマ「警視庁捜査一課9係」の津田寛治らが名を連ねる。

 

志木市のいろは親水公園やいろは橋周辺でのロケーション行い、満開の桜をバックに撮影を行ったという。

桜をバックにいろは橋でのロケ
桜をバックにいろは橋でのロケ
新河岸川をバックに撮影されたスレイブメン
新河岸川をバックに撮影されたスレイブメン

 

 

 

 

 

 

 

香川市長は、 「志木市が映画に出てくるのはうれしい限り。全国的に発信し志木市の盛り上げになれば」とコメント。

 

志木市が舞台となったのは、ロケーション担当で志木市在住の青木さんから井口監督への提案により実現したもの。志木市について井口監督は、「志木市の風景は素晴らしく、映像に切り取りやすい。まだまだ撮りたいところがある。撮影では市民の方が協力的だった」と振り返った。

 

主演の中村さんは、「昨年春に撮影されたので桜がとてもきれいだった。いろは橋でのシーンはロマンティックで印象的」と微笑んだ。

 

「命や愛情の大切さも訴える異色のヒーロー映画。先が読めない展開を繰り返し見てほしい」(井口監督)。

 

映画の公開は3月10日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー。シネマート新宿の初日の午後7時の回に井口監督、中村さん、奥田さんらの舞台挨拶を予定している。

 

映画の予告はこちら

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆