志木市柏町1丁目の宝幢寺(金剛光裕住職)で「第九回宝幢寺写真表彰式」が9月25日行われ、以下の人たちが受賞した。

 

最優秀賞 『初夏の便り』 佐藤 優さん
優秀賞 『寺の猫3』 綿引喬也さん
谷合写真館賞 『灯観』 高橋正冶さん
ニュータイムス賞『自然の彫刻』三上栄一さん
宝幢寺賞 『好日』 小暮正吉さん
努力賞 『山門で』 神波英夫さん
努力賞 『暁に祈る』 内田邦博さん

表彰式で挨拶する金剛住職
表彰式で挨拶する金剛住職

賞状と副賞をそれぞれへ贈呈した金剛住職は、「今回は23人から48点の作品応募があってとてもありがたい。四季折々の様子を捉えて、予想もつかないようなアングルや、今年は(同寺に)居ついた猫をモチーフとした作品が多く見られた。来年は10回目となるこの写真展。これからも宝幢寺の写真を撮っていただき応募してほしい」と話していた。

 

 

最優秀賞の作品展示(右)で笑顔を見せる佐藤さん
作品展示会場で笑顔を見せる佐藤さん

最優秀を受賞した佐藤さんは、宝幢寺、審査員、関係者への感謝を述べた上で「これからも技術向上するよう精進したい」と喜びの挨拶を述べた。

写真暦約10年の佐藤さんは取材に対し、「初めは撮影して良いなと感じるとその1点で満足してしまう。同じ被写体でも角度や絞り、レンズを変えたりと考えて撮るようにしている。人に作品を観てもらうと気づきがあるので大事だ」と話してくれた。

 

近藤修一郎審査委員長は、『初夏の便り』について「落下した梅、緑の葉、木漏れ日を真上から光と影のバランスを考え見事に切り撮っている」と講評を寄せた。

 

取材/ニュータイムス岩下“ジモアイ”隆