朝霞市で2014年3月、当時中学1年だった女子生徒(15)が行方不明になり、約2年後

の3月27日東京都中野区で保護されたことで3月28日午後、生徒の中学校で会見が開かれ

た。

会見の模様(朝霞市の中学校で3月28日)
会見の模様(朝霞市の中学校で3月28日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7、8台のテレビカメラなどマスコミ各社が集まるなかで、中学校長は「2年前より行方の分

からなくなっていた本校生徒が無事、保護されたことをうかがい、たいへんうれしく思ってい

る。この日を長いこと待っていたご両親・ご家族の皆さまの気持ちを考えると、いるべき場所

に帰ってくることができた。本当に良かった、心から安堵の気持ちだ。2週間前に本校の卒業

式は済んでいるが、大事な卒業証書は手元にある。ご両親と一緒に3月31日まで待っていて

よかった。最後のギリギリの日まで信じていて良かった。今は他の卒業生と同じように直接、

卒業証書をお渡しできる日を安心して待つことができる。これからは、母校としてサポートで

きることがあれば、させていただきたい。まずはご家族でゆったりと穏やかな時間を過ごして

ほしい」と述べた。

 

2年間の授業空白については、「学び直しをしてもらいたい想いがあって卒業証書を渡す。彼

女が穏やかで正常な社会生活を送れるよう、希望があれば学校としてサポートしていきたい」

と学校長は考えを明らかにした。
※朝霞市より学校や氏名が特定されないようにとの配慮があり、正面写真は掲載しておりません。

 

取材/ニュータイムス