季節の変わり目の立春(2月4日)の前日に行われる「節分」。志木市本町の敷島神社(水宮恒宮司)で節分祭が開催され、多くの人で賑わいをみせた。

 

豆まきは社殿前に設けられた特設台で行われ、池田栄次神社総代、水宮宮司、香川武文志木市長、鈴木正人県議、豊田真由子衆議院議員代理、鈴木潔市議、清水良介商工会長らが「福は内」のかけ声に合わせ豆やみかん、5円玉の入った袋を元気にまいていた。

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広報しき1月号で紹介された相撲茶屋旭鶴(志木市本町5丁目のちゃんこ屋さん)の店主・本田総一さんの声かけにより、錦戸部屋の力士・水戸豊さん(22)と弟の本多さん(18)も参加。昨年冬はひざの怪我で休場していた水戸豊さんは、大きな腕で豆をまいて、「地域の人が喜んでくれてうれしい。国技館に相撲を見に来て元気をお互いにもらいたい。今年は十両を目指します!」と元気をみせていた。

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水宮宮司によると、豆を上手投げでまく「鬼は外」は参加者に危険なのであえて「福は内」のみにしているという。「現在でも農家の方など、立春は2月正月といい、節分の今日はおおみそか。豆は繁栄を意味するので、一年の始まりに邪気をはらい健やかに」と水宮宮司は話してくれた。

 

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