父が残した「自分史」には、私の曾祖父=父の母方祖父・又次郎という人物が登場します。

この人に私は〝自分の種〟を感じました。

彼は結婚を相手方の親から反対され、結局、駆け落ちしたそうです。

結婚反対の理由はどうやら彼が「のんびり屋」だったから。

7人の子ども(すべて女の子)を育てていながら川釣りが趣味で、農作業を抜け出して釣りをしたりしていたそうです。

危機感を強く感じることが無く、「なんとかなるさ」と考える、そんな人物だったようなのです。

また、その又次郎の祖父・平右衛門という人物は、現在も私が名乗る「姓」を冠した「村」を代々あずかり、その長として人望が厚かったそうです。子ども時代には「クラスのまとめ役」を買って出たりした私の中に、この平右衛門さんの種のカケラも入ったのかもしれません。

先祖の中に自分と共通の性質や気質を持った人、自分の種を見つけた気がしました。